スパッツ
スパッツとは、
1)脚にピタッとさせた、タイツの様な形状のパンツ。ストレッチ素材が多く、くるぶし丈から膝上丈まで多様。裾にストラップを付けたものもある。
もともと19世紀から20世紀初頭紀に見られた短いゲートルまたは靴カバーを指し、バレエの練習用着等に見られたが、フェゾー、カルソンパンツ、スキーパンツ等の流行からジャージー等を用いた同種をこう呼ぶようになった。
従って、日本では解釈は本来のものとは異なっている。
2)靴の上から足首にかぶせるカバーのことで、19世紀から20世紀の初めに流行したもの。足首の保温と装飾のためにつけた。
フェルト地やラシャ地などでつくり、側面が釦で開閉するようになっており、土踏まずの底の下側にベルトを回してとめるようになっている。
色はグレーやベージュ、白などがあり、紳士のフォーマルウェアとして、あるいは、防寒用として用いられた。ヒールはあるものと無いものがある。
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参考文献
- 著者:モード辞典編集委員会「モード辞典」2004.7.28発行 出版:モード出版局 総1014ページ
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』