染色

染色について

染色は天然染料による染色と合成染料による染色2種類に大別される。
合成染料は1856年、イギリス人パーキンにより発明される。日本では1890年頃以降、それまで紺屋、友禅染屋等による家内工業から合成染料による機械染色に移り、大規模な企業形態へ変動していった。

染色の現象

繊維をある温度の染浴の中に入れると染料は繊維の中へ移動する。時間の経過につれて浴中の染料は減少し繊維中の染料が増加する。
繊維を取り出して絞っても染料は繊維にとどまり、水洗いしても染料が簡単に落ちず、繊維中にとどまる減少を染色と言う。

染色の方法

  • 精錬:繊維に付着している不純物を除去し、清浄する。

  • 漂白:繊維中に含まれる色素を除去し、白くする。

  • 染色:染液に浸して行う染色の総称。
  • 捺染:印捺やその他の方法により模様染めをする事。

  • 仕上げ:織物、編物の品質を改善して仕上げる為の処理加工。

  • 後処理加工:薬剤処理によって目的に応じた仕上げ効果を上げる加工。

浸染の種類

  • わた染・トップ染:紡績段階で染める事。
  • かせ染・コーン染・チーズ染・かすり染:段階で染める事。
  • 反染・生地染:反物段階で染める事。
  • ピース染・製品染:製品段階で染める事。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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