恒長式(デニール法)
恒長式(デニール法)とは恒重式の逆で、標準の長さを決め、これが単位重量の何倍であるかによって糸の太さを表わす。
例として、[長さ450m]→[重さ0.05g]=[1デニール]という基準を決め、長さを変えず重さが変わる事によってデニールを設定する。
従って、デニールは糸が細い程デニール数が小さくなる。10デニールの非常に細い糸は薄い靴下に使われ、タイヤコード地の重い、太い糸は1000デニール程度にもなる。
100デニールナイロン糸は同じ長さの50デニールの糸よりも2倍の重さとなる。
繊維別基準値
- 絹糸、フィラメント糸
標準長=450m(もしくは9000m)
標準重量=0.05g(もしくは1g)
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』