針抜きゴム編

針抜きゴム編とはリブ編変化組織総ゴム編の針を規則的な間隔と本数で抜いた編地で、抜き方によって様々な編地が有る。針抜きを応用したゴム編は、普通の総ゴム編に比べて、よこ方向の伸びがいっそう大きくなるのが特徴である。 専門的には次の3種がよく用いられる。
1)1×1針抜きゴム編は針を1本おきに抜いたもので、総ゴム編より伸縮性が有り、目もゆるく、しなやかである為、セーターの袖口などに多用される。
2)2×1針抜きゴム編は針を2本おきに1本ずつ抜いたもので、表目と裏目が2目ずつ、縦方向に交互に並んだ編地。リブ編セーターによく用いられ、肌着Tシャツの場合はテレコとも言う。変形型では2×2針抜きゴム編も多用される。
3)3×2針抜きゴム編は針を3本おきに2本ずつ抜いたもので、異色効果をはっきり出したい時などに適している。

針抜きゴム編.png

関連項目

ニット
リブ編
変化組織
総ゴム編
編地

1×1針抜きゴム編
セーター
2×1針抜きゴム編
肌着
Tシャツ
テレコ
3×2針抜きゴム編

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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