ラビット

ラビットとはのこと。毛皮の一種で、ウサギ目ウサギ科。南米が原産だが、家畜化したものが世界各地で見られる。毛色の種類が多く、チンチラに似たチンチラウサギをはじめ、青灰色から黒、茶、白など色や柄によってそれぞれの呼称がある。毛足はやや短めで柔らかい。毛皮用としてはチンチラ種、アンゴラ種、レッキス種、日本種がある。特殊な種類として刺し毛が退化した綿毛だけのレッキスラビットや、毛足の長いアンゴラ種がある。毛の一部が細くなっているため、折れたり切れたりしやすい性質があるが、刈り毛(シアード)処理すると、その欠点が解消される。ラビットは、耐久性はやや低いが、染色が容易なことに加え、比較的安価なため利用範囲は広い。フランス語ではラパンと呼ばれる。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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