ラグランスリーブ

ラグランスリーブとは衿ぐりから脇の下にかけて斜めに切り替え線の入った袖のことで、肩と袖が一続きになっているのが特徴。19世紀半ばのクリミア戦争で活躍したイギリスのラグラン将軍が、負傷兵の為に考案したのが始まりといわれている。
楽に着脱できるように袖ぐりが深くゆとりがあり、また、肩に縫い目が無い事から雨が染み込まないのが利点であった。現在はコートブルゾンなどにも広く用いられ、二枚袖、三枚袖などデザインバリエーションは様々。バリエーションにセミラグランスリーブサドルショルダースリーブスプリットラグランスリーブ等がある。

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参考文献

  • 著者:モード辞典編集委員会「モード辞典」2004.7.28発行 出版:モード出版局 総1014ページ

出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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