セミノッチドラペル

セミノッチドラペルとは背広の衿型の1種。ノッチドラペルの下衿の角度を、少しだけ上にあげた感じのもの。
ノッチ衿にあるキザミのラペル側のエッジが小さな三角形のように張り出した感じになっているもので、パターンオーダースーツ的には、この張り出しの度合いは各ジャケットシルエットのパターンによって決められているが、フルオーダー的にオーダースーツを仕立てるビスポークでは、この高さを指定することもできる。
シングルジャケットの衿型とすることが多く、またノッチ衿に近い衿型であることから、ビジネススーツ用の衿型としても用いられることが多い。
ラペルジャケットの身頃を折り返すことで作られる下衿のこと。セミノッチの張り出し具合を大きくとるよりも、小さく控えめとするのが品良く、いまどきのスーツには相性が良い。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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