オートクチュール

オートクチュールとは、上質の素材と熟練した技術で、完璧にオリジナルなモードを生み出す高級衣装店。とくにパリの高級衣装店をさす。
フランス語でオートは(高い、高級な)を意味し、クチュールは(仕立て)のこと。素材調達と仕立てを一貫して行い、マヌカンを使ってシーズンごとに新しいコレクションを発表する現在のオートクチュールのシステムは19世紀後半に、英国人C.F.ウォルトがパリで創始した。
その後多くのクチュリエやクチュリエールを排出し、1950年代ごろまでに世界のモードを支配してきたが、'60年代以降は既製服が主流となりオートクチュールプレタポルテをてがけるようになる。
パリクチュール組合のメンバーだけが本当のオートクチュールといわれ、現在は20余のメゾンがこれに加入、日本人では森英恵が参加している。コレクションは、1月(春夏もの)と7月(秋冬もの)に開催される。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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