エルシェープドラペル

エルシェープドラペルとは背広の衿型の１種。上衿が下衿よりも巾が狭く、衿きざみがＬ字形になったラペルのこと。変わり衿型でコンテンポラリーモデルに見られる。
セミピークドラペルの上衿（カラー）の巾を極端に狭くしたような形がイメージ。衿きざみがＬ字形若しくは衿きざみがなく、上衿と下衿をつなぐ位置のエッジがＬ字形となっている。
伝統的なテーラードスーツを今日的なデザインやシルエットで自由に着こなすファッションスタイルをコンポラスタイルという。広い意味ではオーダースーツのディテールに好みで変化を付け加えるのは、すべてがコンポラスタイルといえる。
一般的に、コンテンポラリートラディショナルという場合、やわらかな優しい感じの肩線となるソフトショルダー、シェイプしたボディーシルエット、広めのラペルとなる。