恒重式(番手法) のバックアップ(No.12)


恒重式(番手法)とは標準となる重さを決め、決められた重さに対して長さを標準化する。この長さの標準により番手が決まる。
例として、[重さ1ポンド]→[長さ840ヤード]=[1番手]という基準を決め、重さを変えず長さが変わる事によって番手を設定する。
従って、糸番手は重さに対して反比例する事となり、番手が大きくなればの太さは細くなる。
同じ長さの50番スパンヤーンは100番スパンヤーンの2倍の重さを持つ事になり、太さも2倍となる。この基準値は繊維の品質によって変わる。

繊維別基準値

  • 糸、梳毛糸、紡毛糸
    番手=メートル方式
    標準重量=1000g
    標準長=1000m
  • 綿糸、紡糸
    番手=英国方式
    標準重量=1ポンド
    標準長=840ヤード
  • 糸 番手=英国方式
    標準重量=1ポンド
    標準長=300ヤード

関連項目


糸番手
恒長式(デニール法)
繊維
綿


あなたにおすすめ関連記事

関連書籍


出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

繊維種類・用語ページへ戻る
TOP PAGEへ戻る