小倉 のプレビュー
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組織 綾織、平織、朱子織
品質 綿
小倉(こくら)2/2の綾織が基本的な組織であるが、平織、朱子織のものもある。本来は糸染めそれも白と黒、白と浅黄などの杢糸と、よこ糸に強撚糸を使うことによりしぼを出すが、綿織物でも同じである。左撚りヘ右撚りの強撚糸を2本交互に打ち込んだものは綿縮緬(ちりめん)、どちらか一方向のものを打ち込んだものは楊柳クレープとなる。
また後加工でクレープ効果を1~1ウエールたて編での編糸のつながりを使うが、後染めの無地のものもある。綾織のものはたて、よこに20/2-30/2番手の綿糸を使い、平織のものはたてに40/2-60/2番手、よこに10-16番手を使う。用途は綿服地で、昔は学生服地として冬は黒色、夏は霜降りが使われていたが、現在ではほとんど使われなくなった。小倉でつくられたのでこの名がある。カルゼは小倉とよく似ているが、3/1の綾織物というところが異なる。
関連項目
織布
織物
綾織
平織
朱子織
糸染め
杢糸
糸
強撚糸
縮緬
楊柳
クレープ
後染め
カルゼ
綿糸
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』