ラメクロス のバックアップ(No.2)


組織

品質

ラメクロス(lamecloth)金属糸のことをラメ]またはラメ糸といい、このラメを部分的に使った織物ラメクロスという。
金属糸には切箔と金銀糸がある。切箔は金、銀、アルミなどの金属の箔を漆で和紙に貼り合わせ、これを細く切ったものである。
一般には金、銀色が多いが、他の色に着色したものもある。最近はポリエステルフィルムにアルミ箔を接着したものや、アルミをポリエステルフィルムに真空蒸着してつくった切箔が多く、これらは洗濯にも耐えるので、広い範囲に使われている。
一方、金、銀糸は普通のを芯糸にして、金属の切箔や、アルミを真空蒸着したポリエステルフィルムの切箔をらせん状に撚りつけたものである。
ラメクロスはこれらのを普通のと併用し、それも部分的に使って織られるが、一般にジャガードで模様を表わした高級な織物に使われることが多い。ラメクロスの用途はイブニングドレス、その他のドレッシーなドレスブラウス、縁飾り、袋物、カーテン用などに使われる。

関連項目

織布
織物
ポリエステル

ジャガード
イブニングドレス
ドレス
ブラウス


出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

生地種類・用語ページへ戻る     TOP PAGEへ戻る