ドット釦 のバックアップ(No.6)


ドット釦とはスナップの一種。縫い付けるのではなく、上から圧する事によって装着する頑丈な金属製のスナップで、カジュアルウェアに多用される、外観が水玉(ドット)に似ている事からこの名がある。

ドット釦の構成はトップパーツのキャップとアンダーパーツのソケット/スタッド/ポストの4パーツで構成されており、形状、メッキカラー、刻印デザイン等、様々な種類があり、形状に合ったコマ(打ち機にセットするキャップ/ソケット、スタッド/ポストの受け皿)が必要となる。
コマが合っていない場合打ち損じ、パンク等の不良の原因となる為、注意が必要である。

日本の附属メーカーではYKKスナップファスナー、MORITO製が有名で、それぞれ自社のカタログをアパレル業者へ配布している。尚、YKKスナップファスナーはを中心に取り扱っており、スライドファスナー主にを扱うYKKファスニングとは別会社となる。

その他の打ち付け型の附属ではアイレットリベットタック釦等がある。

注意事項

パンク問題がある。原因は生地強度不足による生地裂け、生地スリップによる取れ、打ち合わせ不良によるカシメ割れ等。ドット釦類を使用する際は生地との相性、に合った打ち機、コマの使用が重要となる。
パンク対策として、打ち合わせの間に噛ませるパッキンを必要に応じて使用する。

ドット釦.jpg

関連項目


スナップ
アイレット
リベット
タック釦
パーメックス
ミシェール
プランサー
パッキン
スライドファスナー

参考文献


出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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