手袋 のバックアップ(No.5)


手袋とは、手にはめるもので指が1本ずつ分けられたグラブと、親指だけ分けて作られたミトンとに大別される。これらは防寒、装飾、保護などの様々な目的のために作られるもので、その歴史は古い。
旧石器時代や古代ペルシャ、ギリシャ、ローマ時代にも、男性の手の保護のためや武具の一つとして用いられ、その後、ヨーロッパでは王侯や貴族などの装飾品として取り入れられるようになった。
女性が多く付けるようになったのは11世紀頃だが、その当時の手袋や革製で宝石などを施したものが多く、現在のようなシンプルなものになったのは19世紀頃とされている。
ローブデコルテウェディングドレスなどの女性用礼装の一部として着用される肘上から二の腕まで至る長い手袋をオペラグローブと呼ぶ。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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