ZARA・ザラ通販
ブランドヒストリー
ZARAとはスペイン、ラ・コルーニャ発の世界的なファストファッションブランド。現地の発音では「サラ」。世界的流通大手インディテックス・グループのコアとなるブランド。
1975年、実業家のアマンシオ・オルテガ氏とロザリア・メラ氏の夫妻(のちに離婚)によって創立された。1980年代にはアパレル業界でいち早くSCM(サプライチェーンマネジメント)を取り入れ商品開発のリードタイムを短縮し、その手法は「インスタントファッション」と呼ばれ注目される。さらに1990年代にはトヨタ自動車の「ジャストインタイム(JIT)システム」を導入した。結果、通常は商品企画～店頭に並ぶまで業界平均6ヵ月の期間に対して、わずか2週間というスピードを実現する。
ハイエンドなデザインながら低価格、さらにマーケットのトレンドをスピーディーに反映して消費者のニーズを逃さない商品開発の仕組みは、同ブランドを一気にグローバルブランドに成長させた。いまやヨーロッパを中心に70カ国以上、世界1600店舗以上(インディテックスグループ全体で5800店舗以上)を展開し、創立者の2人は大富豪に数えられている(アマンシオ・オルテガ氏はビル・ゲイツ氏、カルロス・スリム氏に続き世界3位の資産家である)。
ブランドコンセプト
ZARAは「欲しいを形にする」をコンセプトに、常にカスタマーの声に耳を傾けています。
ZARAのコンセプトの発端は、１９７５年から１９８５年の間、AMANCIO ORTEGAのデザイナーたちが、イタリア、フランスのファッションショーでノートしてきたデザインを、廉価な材質でつくりあげたところからはじまる。このコンセプトは、スペインではすでに忘れ去れたものだったが、アメリカではESPRIT、GAPなどに見られるようにつねに受け入れられたいた。
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki（アパレルファッション・ウィキ）』
