銘仙 のバックアップ差分(No.1)


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**組織 [[平織]] [#c2a3b451]**品質 [[絹]] [#s573c20e][[銘仙]](めいせん)[[経糸]]に練染めの絹糸、または絹紡糸よこ糸に練染めの玉糸もしくは絹糸を使用した、主として[[平織]]の[[着尺]]用小幅[[織物]]。~しかし、実際には先染め縞柄の実用向きの[[着尺]][[絹]][[織物]]全般を漠然と[[銘仙]]といわれる傾向がある。[[銘仙]]が一般の人に広く使われるようになったのは明治になってからで、戦後洋装化されるとともに急速に減少した。~しかし夜具地や座ぶとん地、丹前地としてはまだ銘仙が存在している。ただこれらの場合は上代価格の点から素材は[[綿]]や[[スフ]]などに変わり、本来の[[銘仙]]ではない。~元来銘仙は家庭の実用着用であるため、絹糸でもl級糸を使わず、のし糸や玉糸のような2級糸が使われる。のし糸(炭斗糸)というのは、製糸するときに最初に繭(まゆ)の外側から取る[[糸]]のことで、太さの揃わない、節のある[[糸]]のことである。~また玉糸とは2匹以上の蚕が一つの繭をつくった、玉繭から製糸した[[糸]]で、節のたくさんある不均正な[[糸]]である。もともとは中流家庭のふだん着用の生地であったため、綴宮、に織られた丈夫な[[織物]]であったが、時代とともに素材も多様化し、柄行きも豊富になり[[銘仙]]らしくない[[銘仙]]が多くなっている。 *関連項目 [#e3486867][[織布]]~[[織物]]~[[平織]]~[[絹]]~[[経糸]]~[[着尺]]~[[綿]]~[[スフ]]~[[糸]]----出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』CENTER:[[TOP PAGEへ戻る>TOP PAGE]]