綿糸 のバックアップ差分(No.1)


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[[綿糸]](めんし、cottonyarn)[[綿]]の[[繊維]]は羊毛や[[麻]]に比べて、長さが2535mmと最も短く、[[繊維]]の太さもはるかに細い。そのため細い[[糸]]をつくることができる。~一般に標準的な[[綿糸]]の太さは40sで、20s以下を太番手、30-50sを中番手、60s以上を細番手、特に100s以上を極細番手という。~[[綿]]にも細くて長い高級[[綿]]から太くて短い低級[[綿]]まであり、高級[[綿]]は細番手に、低級[[綿]]は太番手になる。~[[綿糸]]の[[紡績]]工程ではすべてカードという機械で爽雑物や[[短繊維]]を取り除き[[繊維]]を平行に揃えるが、高級な細番手の[[糸]]はカードの工程のつぎに、さらに[[短繊維]]の除去と[[繊維]]の平行度をよくするためのコーマという工程を通し精製する。~原則として40s以上の細番手はコーマを経、それ以下の太い糸はカードだけとなっている。しかし40sはカードだけとコーマを通すものの両方があり、また30sで、も品質をー格上げるためにコーマを通すものもある。同じ番手でもコーマを通すと均整な(太さのむらのない)、強力の強い[[糸]]となる。40s、30sの場合、コーマの工程を経た[[糸]]をコーマ糸、カードだけの[[糸]]をカード糸、またはコーマ40s、カード40sという。~また高級[[糸]]は、ガスの炎の中を高速で走らせて毛羽を焼きとり、均整な光沢のある[[糸]]をつくる。ガス[[糸]]は[[ボイル]]や[[ローン]]に使われ、[[ブラウス]]などになる。  *関連項目 [#f78780b5][[綿]]~[[繊維]]~[[麻]]~[[紡績]]~[[短繊維]]~[[ボイル]]~[[ローン]]~[[ブラウス]]----出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』CENTER:[[TOP PAGEへ戻る>TOP PAGE]]