糸の太さの単位 のバックアップ差分(No.1)


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[[糸の太さの単位]](いとのふとさのたんい)[[糸の太さの単位]]は、[[綿糸]]用、[[羊毛糸]]用、麻糸用の[[番手]](Count)、[[綿糸]]([[フィラメント]])用の[[デニール]](Denier)がある。~これとは別に、[[繊維]]によって単位を使い分ける煩わしさを避けるため、統一[[番手]]として[[テックス番手]]がある。[[綿糸]]用、[[羊毛糸]]用、麻糸用番手とは、純[[綿]]、純[[羊毛糸]]、純麻糸用ということではなく、[[ポリエステル]]などを[[綿]]、羊毛、[[麻]]と混紡した[[糸]]も、[[綿]]、羊毛、[[麻番手]]を使う。~[[番手]]と[[デニール]]は[[糸]]の長さと重さから割り出した数字である。[[紡績糸]]用の各[[番手]]は一定の重さに対する長さから[[番手]]の数字がもとめられる。これを重さが一定であることから恒重式という。~[[デニール]]は逆に一定の長さに対する重さから数字が決められ、これを恒長式という。[[番手]]の方は数字が大きくなるほど細い[[糸]]を表わし、[[デニール]]は数今が大きくなるほど太い[[糸]]を表わす。~[[番手]]は一定の重さと長さの比から太さを表わすので、[[繊維]]の比重が変わると同じ[[番手]]でも[[糸]]の直径は異なる。すなわち、[[綿糸]]の405と[[ポリエステル]]65%[[綿]]35%の405では後者の方が太くなる。したがって、[[綿糸]]の405と同じ太さの[[ポリエステル]]65%[[綿]]35%の[[糸]]を求めると455ということになる。~なお平成11年に[[デニール]]に代わる[[デシテックス]]という単位が制定された。[[デニール]]と同じく恒長式である。当分[[デニール]]との併用期間があり、順次この単位に移行される。 *関連項目 [#ad6dbf92][[糸]]~[[綿糸]]~[[羊毛糸]]~[[番手]]~[[フィラメント]]~[[デニール]]~[[繊維]]~[[テックス番手]]~[[綿]]~[[麻]]~[[ポリエステル]]~[[麻番手]]~[[紡績糸]]~[[デシテックス]]----出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』CENTER:[[TOP PAGEへ戻る>TOP PAGE]]