仮撚り法 のバックアップ差分(No.1)


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[[仮撚り法]](かりよりほう、falsetwistmethod)[[テクスチャードヤーン]]の代表的な製造法。[[フィラメント糸]]に物理的な方法で、細かい[[クリンプ]]を持たせ、この状態で熱処理をして[[クリンプ]]を固定させる方法である。~現在、[[加工糸]]ではほとんどが「[[仮撚り法]]」という方法で作られている。これは[[フィラメント糸]]に3,000-4,000回/m程度の[[撚り]]をかけて熱セットした後、[[撚り]]をもとにもどす、という原理でこれをl工程で行う。~[[仮撚り法]]では[[撚り]]がもどろうとする力、すなわち[[トルク]]が発生する。これは3,000-4,000回/mの強撚をかけた状態で熱固定し、これを逆方向に同じ回数だけ[[撚り]]をかける(撚りをもどす)ので、[[糸]]は常に[[撚り]]をかけた方向と反対の方向にもどろうとする状態にある。~製品化する時、この[[トルク]]が利点となる場合と障害になる場合がある。[[トルク]]をなくすには[[撚り]]をもどした状態でもう一度熱固定をすればよい。したがって[[仮撚り加工糸]]は一次熱セット([[トルクヤーン]])と二次熱セット([[ノントルクヤーン]])の[[糸]]がある。[[加工糸]]は50-2500ぐらいの範囲で生産されているが、[[ニット]]用は比較的太い[[糸]]、100、150、2500程度が多く使われ、[[織物]]は50-1500がよく使われる。 *関連項目 [#w81b58b8][[糸]]~[[テクスチャードヤーン]]~[[フィラメント糸]]~[[クリンプ]]~[[加工糸]]~[[撚り]]~[[トルク]]~[[仮撚り加工糸]]~[[トルクヤーン]]~[[ノントルクヤーン]]~[[ニット]]~[[織物]]~----出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』CENTER:[[TOP PAGEへ戻る>TOP PAGE]]