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仏語で16~17世紀頃のヨーロッパで男女の間で流行した、白い車輪型または扇形のひだ衿を言う。~
当時の宮廷人の肖像画によく見られる派手なもので、なかにはレースなどでより一層豪華に縁飾りしたものもあり、この時代の衣装を最も特徴づける装飾といえる。~
素材には薄く上質なモスリンなどが用いられていたため、この衿を形づくるには、糊付けか、あるいはワイヤーなどの支柱を必要とした。特に首を後ろを高くして傾けるために相当むずかしい技術が求められたが、首からの長さが45cmもある特大サイズもあった。英語でラフと言う。
*関連項目 [#odee3b7f]
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*参考文献 [#h541ba26]
-著者:モード辞典編集委員会「モード辞典」2004.7.28発行 出版:モード出版局 総1014ページ~
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』