単糸 のプレビュー
警告: あなたはこのページの古い版を編集しています。もしこの文章を保存すると、この版以降に追加された全ての変更が無効になってしまいます。
以下のプレビューを確認して、よければページ下部のボタンで更新してください。
紡績した1本のままの糸を単糸(Single yarn)という。
撚りを戻すとステープルもしくはフィラメントに分かれる。単糸を使用した素材は柔らかくソフトな風合いに仕上がる。
天竺を例にした生地に使用される糸表記では16/-天竺180g/㎡(16番の単糸を使用、1㎡での生地の重さ180g)等がある。
20/-であれば糸が細い為薄く、10/-であれば糸が太い為厚くなる。併せて生地の目付けを考慮する。
160g/㎡であれば目付けが甘くなり、㎡内の糸本数が少ない為、柔らかくタラっとした風合いに仕上がり、甘編みとなる
200g/㎡であれば目付けが重くなり、㎡内の糸本数が多い為、張り感のある風合いに仕上がり、度詰めとなる。
但し、単糸の特性が基本となる為、生地の艶、張り、目面の綺麗さをより求める場合は双糸を選択する事が望ましい。
16/-と同等の双糸使い天竺となれば32/2となる。(32番手の単糸を2本撚り合わせ、16/-と同等の太さの双糸を使用)
求める風合いによって糸番手、単糸、双糸、生地目付けを指定する事が基本となる。
関連項目
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』