昼夜織
昼夜織とは同じ組織を表と裏に交互に、いわゆる市松模様形に配したもので、光線の反射の違いによって、織物表面に市松模様がはっきりと表われる。
綾組織による昼夜斜文織と、朱子組織による昼夜朱子織がある。組織をいろいろ変化させることによって同じ市松でも、いろいろの変化のある織柄をつくることができる。昼夜織は組織の名称であるため、綿、毛、絹など、どんな織物にも利用できるが、一般的には絹織物に使われる織柄で、綿や毛織物にはほとんど使われない。
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』