図形の縁取りを描きたい
方法=[パスのオフセット]で一回り大きい図形を作成し、塗りと線の設定をする。
図形を選択し、[パスのオフセット]を選択すると、元の図形の背面に一回り大きい図形が作成されます。この図形の塗りや線を変更すれば、複雑な縁取りを簡単に描けます。
手順1
図形を選択し、[オブジェクト]メニューから[パス]→[パスのオフセット]を選択します。
手順2
[パスのオフセット]ダイアログボックスが表示されます。
[オフセット]入力欄に元の図形よりどれくらい太らせるか数値で入力します。
[角の形状]では角部分の形を[マイター]、[ラウンド]、[べベル]から選択します。今回は[マイター]を選択しました。
設定後、[OK]ボタンをクリックします。
手順3
元図形の背面に一回り大きい図形が作成されます。[オフセット]に入力した数値だけ均一に太くなっています。 この時は新たに作成された背面の図形が選択された状態になっています。
手順4
背面に作成された図形の塗り、線を変更、設定すれば縁取りが出来上がります。
補足
[効果]メニューの[パス]→[パスのオフセット]でも図形を均一に太らせる事ができるが、元図形が均一に太るだけなのでそのまま縁取りを作れません。[効果]の[パスのオフセット]で縁取り作成する場合、[アピアランス]パレットで塗り、線を追加する必要があります。
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』