ストレッチ織物

ストレッチ織物とはたてまたはよこ、あるいは両方向に伸縮性のある織物
一般にたて方向かよこ方向、いずれか一方向に伸びるものが多く、両方向のものは少ない。織物に伸縮性を持たせるにはつぎの三つの方法がある。
①ポリウレタン弾性糸(スパンデックスを芯にしたコアーヤーンなどを使う方法。すべての繊維紡績糸フィラメントに適応できる。
②仮撚加工糸を使う方法。この場合はストレッチ性の大きな1段(ワンヒーター式)加工糸を使う。伸びる方向のポリエステル(またはナイロン)加工糸に限られる。
綿織物だけに限られるスラックマーセライズ法。織物を無緊張状態でマーセライズ加工すると伸縮性が得られる。
以上の3方法のうちでは①が一般的な方法、②は①より伸縮性は少なく、量も少ない。は極めて稀である。普通、スポーツ用衣料ではー方向30%程度、カジュアルウェアでは15~25%程度の伸びである。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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