イスラム帝国様式

イスラム帝国様式とは7世紀、アラビアのモハメッドが開いたイスラム教が西アジア、北アフリカ、スペインなどに広まり、広大なイスラム帝国が誕生して、17世紀まで繁栄した。その宗教文化によって生まれた装飾美術・建築様式を言う。
イスラム教は偶像崇拝を禁じていた為、紙や人間を描くことはなく、アラベスク文様に代表される、幾何学模様や文字の装飾などが発達した。寺院建築は、想像力と力学的観点からも優れ、いろいろなデザインのアーチが特徴。グラナダのアルハンブラ宮殿に代表される。生活面では、乾燥地帯の生活から生み出されたカーペット類を多用に使用していた。現在のキリムやペルシャ絨毯が有名である。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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