双糸 の変更点
#author("2018-02-07T10:19:43+09:00","","")#author("2018-02-07T10:20:04+09:00","","")[[双糸]]とは[[紡績糸]]の[[単糸]]を2本撚り合わせた[[糸]]のこと。二子糸(ふたこいと)、Ply yarnともいう。[[撚り]]を戻すと2本の[[単糸]]に分かれる。~ [[単糸]]と比較した[[双糸]]の特徴は、~ -強さは[[単糸]]の約2.5倍~3倍ぐらいになる。 -[[単糸]]よりも安定性が有る。[[繊維]]が[[撚り]]を戻そうとする力を抑制し、生地の斜行を防ぐ。 -[[双糸]]を使用した素材は腰があり糸目もはっきりし、綺麗な目面となる。 一般にプライヤーンは[[双糸]]が多いが、特殊なものは3本、4本[[単糸]]を撚ったものもある。3本撚り合わせたものを三子糸(みこいと)、4本撚り合わせたものを四子糸(よんこいと)と言う。 #br[[天竺]]を例にした生地に使用される[[糸]]表記では32/2天竺180g/㎡(32番の[[双糸]]を使用、1㎡での生地の重さ180g)等がある。40/2であれば[[糸]]が細い為薄く、20/2であれば[[糸]]が太い為厚くなる。併せて生地の[[目付け]]を考慮する。~ 160g/㎡であれば[[目付け]]が甘くなり、㎡内の[[糸]]本数が少ない為、柔らかくタラっとした風合いに仕上がり、甘編みとなる。200g/㎡であれば[[目付け]]が重くなり、㎡内の[[糸]]本数が多い為、張り感のある風合いに仕上がり、度詰めとなる。~ 但し、[[双糸]]の特性が基本となる為、生地の柔らかさ、目面の粗さをより求める場合は[[単糸]]を選択する事が望ましい。32/2と同等の[[単糸]]使い天竺となれば16/-となる。(16番手の[[単糸]]。32/2と同等の太さの[[単糸]]を使用)~ 求める風合いによって[[糸番手]]、[[単糸]]、[[双糸]]、生地[[目付け]]を指定する事が基本となる。 #splitbody(){{ #split() &ref(双糸/糸.jpg,120%);~ #split() #htmlinsert(google300.html) }} *関連項目 [#qb3afc99] [[糸]]~ [[スパンヤーン]]~ [[フィラメントヤーン]]~ [[糸番手]]~ [[単糸]]~ [[繊維]]~ [[撚り]]~ [[天竺]]~ [[目付け]]~ **あなたにおすすめ関連記事 [#h9a0a0da] #htmlinsert(googlecontents.html) ---- 出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』 CENTER:[[繊維種類・用語ページへ戻る>繊維種類・用語]] CENTER:[[TOP PAGEへ戻る>TOP PAGE]]