3Dモデリングシステム のバックアップ(No.2)
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- 1 (2018-01-21 (日) 15:34:49)
- 2 (2018-01-21 (日) 15:52:55)
3Dモデリングシステムとは縦と横のみの2Dに「奥行き」を 加えた3Dデータを作成するシステムのこと。3Dとは「three dimension」の略で、3次元(縦、横、奥行き)を意味する。CG(コンピューターグラフィック)の分野で飛躍的に発展した技術である。
3Dモデリングは3次元グラフィックスにおいてモデル(物体)の形状を作成することで、現実に存在しない物体をCG上で再現することが出来る。新しい商品の企画段階で仮想の3Dデータを作成すれば、どの様な物が仕上がるかイメージを掴むことができる。
体積が詰まった3次元構造のモデル作成も可能で、3Dデータで作成した物や人物を動かし、想定するシチュエーションの再現し、体積、重心、重量等の幾何情報の算出した可動時の物性シミュレーションを行うことも出来る。
主に導入されているのは映画、ゲーム、アニメ等の映像分野の他、機械設計、自動車等の工業製品や照明器具、インテリア、建築デザイン等のプロダクトデザイン分野及び製造業でも広く使われている。特にプロダクトデザイン・設計の分野では3DCADの開発・導入が進んでおり、生産工場のシステムと直結した新しい技術、ソフトウェアが開発され、商品開発に必須のシステムとなっている。
尚、2018年時点のアパレル分野での3Dモデリング導入例は少なく、既存のアパレル専用CADは2DCADのみで3DCADは実用化に至っていない為、3DモデリングシステムとアパレルCADとの連携は不可能となっている。「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイが展開を発表したプライベートブランド「ZOZO」ではZOZOSUITから得られる採寸データを利用した3Dモデリングシステム及び3DCADの開発・導入が見込まれている。
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』