ジーンズ のバックアップ(No.2)
インディゴで染められた綿糸を綾織した生地(デニム)で作られた丈夫なパンツ。もともとはワークウェアで、1860年代にアメリカ西部で生まれた。
ポケットの隅にカッパーリベット(胴の鋲)を打ち、前後左右と右ポケットの内側にフォブポケットを設けた形状が特徴で、ファイブポケットパンツとも呼ばれる。ヒップポケットの上部に革のラベルを付け、全体にダブルステッチをかける。
日本では1960~70年代に大衆化し、その後様々なタイプが登場した。最近ではカジュアルパンツの代表的なアイテムとして定着し、世界の有名デザイナーもコレクションにジーンズを取り上げるなど、貧富の差はもちろん、国境や性別、年齢を超越した衣服になっている。
また、製品加工のバラエティが豊富なこともジーンズの特徴で、ストーンウォッシュ加工?など着古した感じに見せる中古加工は他の衣服にない魅力と言える。
関連項目
参考文献
- 著者:モード辞典編集委員会「モード辞典」2004.7.28発行 出版:モード出版局 総1014ページ
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』