撚り のバックアップ(No.10)
撚りとは糸を作る際に、繊維の段階で数本の繊維を平行に引き伸ばし、ねじる事を言う。
繊維は不定の長さの集合である為、それを1本の長い糸にするには撚り合わす事が必要。特に短繊維ではその性質上、不可欠となる。
- 上撚りと下撚り
単糸を2本合わせて双糸をつくる際、単糸にかける撚りの事を下撚りと言う。 2本またはそれ以上の糸を下撚りし、その反対方向へ撚りをかけたものを上撚りと言う。 従って、プライヤーンは全て下撚りと上撚りの両方をかけたものになる。
- 順撚りと逆撚り
一般に上撚りの方向は下撚りの逆方向にするのが普通である。これを順撚りと呼ぶ。 上撚りの方向を下撚りと同じ方向にする事を逆撚りと呼ぶ。 逆撚りの場合、細く締まった硬い質感の撚糸をつくる事が出来る。
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』