ちぢみ のプレビュー
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組織 平織
品質 綿
ちぢみとは楊柳または綿クレープともいう。緯糸に強撚糸を使って、布面にたて筋のしぼ(凹凸)を出した綿織物。
このような布面にしぼのある織物のことを一般にちぢみ、クレープ、しぼ織物、絹の場合は縮緬という。
緯糸に1メートル問に1,200~1,800の撚りをかけた強撚糸を打ち込み、この強撚糸の撚りがもどろうとする力(トルクという)で布面にしぼがでる。
ちぢみはたて、よことも綿20~40s、特に上等のものは80/2、100/2のものもあり、細い糸のものほど、しぼも細かく表われる。緯糸の強撚糸の左撚り、右撚りのどちらか一方だけを打ち込んだものはたて方向に細い直線上のひだを表わすしぼとなる。
この直線上のひだの出た織物をちぢみまたは楊柳(ようりゅう)という。ちぢみの特徴は何といってもシャリッとした触感と布面の美しいしぼである。これが涼感となって、むし暑い日本の夏に肌着や寝衣、シーツとして欠かせないものとなっている。高級細番手使いのものはソフトに仕上げて女性のファッション衣服にも使われる。
関連項目
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』