甲斐絹 の変更点


#author("2018-02-17T11:16:57+09:00","","")**組織 [[平織]]、[[綾織]] [#z66f2ccf]**品質 [[絹]] [#g00b4e5f][[甲斐絹]]とは江戸時代、オランダから持ち込まれたカイキという[[織物]]を、甲斐の国の織工がまねてつくったところから、[[甲斐絹]]といわれる。~
[[経糸]]、[[緯糸]]とも細い本練り[[糸]]を使用し、緻密に織った平滑で光沢に富む[[織物]]のこと。標準的な[[甲斐絹]]は[[経糸]]に生糸15-16[[デニール]]2本を引揃えて、メータ一間300回ほどの[[片撚り糸]]を使い、[[緯糸]]に25-27[[デニール]]2本の引き揃え[[糸]]か、これにメータ一間70回ぐらいの[[甘撚り]]をかけた[[糸]]を使う。~
いずれも十分[[精練]]してセリシンを落とし、[[糸染め]]した後、経緯を同じくらいの密度でかたく織り上げる。~
組織は普通[[平織]]であるが、[[綾織]]にしたものもあり、これは特に綾[[甲斐絹]]といわれる。織り上げたものは先ず湯通しを行い、うすい糊液を霧吹きし、[[幅出し]]を行い仕上げる。~[[甲斐絹]]の種類としては、[[経糸]]、[[緯糸]]を異色にして玉虫効果を表わした玉虫[[甲斐絹]]、[[捺染]]で模様を表わした[[甲斐絹]]、[[縞]][[甲斐絹]]、無地[[甲斐絹]]などがある。[[甲斐絹]]の特徴は表面が平滑ですべりがよく、さらに繕鳴りのすることである。そのため和装の裏地や近年は肩すべり、膝(ひざ)あて、袖裏などすべりの良さを必要とする用途に多く使われている。 [[甲斐絹]]の種類としては、[[経糸]]、[[緯糸]]を異色にして玉虫効果を表わした玉虫[[甲斐絹]]、[[捺染]]で模様を表わした[[甲斐絹]]、[[縞]][[甲斐絹]]、無地[[甲斐絹]]などがある。[[甲斐絹]]の特徴は表面が平滑ですべりがよく、さらに繕鳴りのすることである。そのため和装の裏地や近年は肩すべり、膝(ひざ)あて、袖裏などすべりの良さを必要とする用途に多く使われている。#splitbody(){{
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}}*関連項目 [#w38b1115]
[[織布]]~
[[織物]]~
[[平織]]~
[[綾織]]~
[[絹]]~
[[経糸]]~
[[緯糸]]~
[[デニール]]~
[[片撚り糸]]~
[[糸]]~
[[甘撚り]]~
[[精練]]~
[[糸染め]]~
[[幅出し]]~
[[捺染]]~
[[縞]]~
[[経糸]]**あなたにおすすめ関連記事 [#d59d40db]
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』
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