意匠糸 の変更点
[[意匠糸]]とは素材や太さ、色などの異なる[[糸]]を2~3本[[撚り]]合わせたり、特殊な機械操作によって部分的に太い部分をつくったり([[スラブヤーン]])、ネップ([[繊維]]の小さな固まり)を[[撚り]]込んだり、色合い、[[撚り]]数などを故意に不均一にしたりして、変化に富んだ装飾的な外観をもたせた[[糸]]である。ファンシーヤーン、[[飾り糸]]という。~[[意匠糸]]とは素材や太さ、色などの異なる[[糸]]を2~3本[[撚り]]合わせたり、特殊な機械操作によって部分的に太い部分をつくったり([[スラブヤーン]])、ネップ([[繊維]]の小さな固まり)を[[撚り]]込んだり、色合い、[[撚り]]数などを故意に不均一にしたりして、変化に富んだ装飾的な外観をもたせた[[糸]]である。ファンシーヤーン、[[飾り糸]]とも呼ばれる。~この[[意匠糸]]は婦人衣料用として多く使われる。[[意匠糸]]にはつくり方によってつぎの二種に大別することができる。~
①[[糸]]をつくる段階で、変化を持たせる。すなわち[[スラブヤーン]]、太さをいろいろに変化させる[[ストラクチャードヤーン]]や[[ネップヤーン]]など。これらは[[単糸]]の[[意匠糸]]となる。~
②笹牒糸することによって変化を持たせる。[[ループヤーン]]や[[リングヤーン]]など。これらはすべて[[双糸]]となる。~
[[意匠糸]]としての定義には明確なものがないので、[[杢糸]]や[[霜降り糸]]など色の変化だけの[[糸]]も[[意匠糸]]に入れている向きもあるが、多くの場合、形に変化のある[[糸]]を[[意匠糸]]といっている。しかし形だけでなく、形と色の両方をとり入れた[[意匠糸]]も多い。すなわちループ側の[[糸]]の色とベースになる[[糸]]の色を変えたり、ネップの色を変えたりすればさらに意匠的な効果を出すことができる。一般に[[意匠糸]]を使うには全面的に使うことは少なく、普通、[[糸]]の中に数本おき~数十本おきに配して使うことが多い。
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*関連項目 [#q663006b]
[[糸]]~
[[撚り]]~
[[スラブヤーン]]~
[[繊維]]~
[[飾り糸]]~
[[ストラクチャードヤーン]]~
[[ネップヤーン]]~
[[単糸]]~
[[ループヤーン]]~
[[リングヤーン]]~
[[双糸]]~
[[杢糸]]~
[[霜降り糸]]~
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』
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