アパレル のバックアップ(No.6)
アパレルとは、「衣服、衣類、服装」のこと。この場合の衣服とは広義のドレス(アウトウェアとしての服装のこと)、およびアンダーウェア(インナーウェアともいい、下着の事)を総称したものである。
20世紀初頭のアメリカではカタログによる通信販売が盛んになり既製服の需要が高まってきた。当時の既製服メーカー業界は製品のイメージアップを意図して、商品としての衣服をクローズ(clothes)といった従来から呼び方をアパレルに変えていった。
我が国の既製服メーカー業界が台頭してくるのは1960年代からで、当時の業界はもっぱらこの分野の先輩国としてのアメリカに範を求めていた。したがってアパレルという呼称も初めはあくまで業界用語として採用されていた。
近年、既製服という言葉に代わってアパレルメーカーなどと広く使われるようになり、またこのアパレルメーカーという言葉を短縮して「アパレル」という呼び方も一般化している。広義では靴やアクセサリー類を含めてつかわれることもある。同義語として「クロージング」や「ガーメント」がある。
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』