織物の組織 のプレビュー
警告: あなたはこのページの古い版を編集しています。もしこの文章を保存すると、この版以降に追加された全ての変更が無効になってしまいます。
以下のプレビューを確認して、よければページ下部のボタンで更新してください。
織物の組織(おりもののそしき)とは織物の経糸とよこ糸の組み合わせ方、すなわち経糸とよこ糸が交差する場合、経糸がよこ糸の上になるか、下になるかの組み合わせ方を組織という。
組織を示すものとして組織図がある。組織図は別名意匠図ともいい、経糸とよこ糸の交差の仕方を方眼紙の上に示したもので、方眼の目が黒〈塗りつぶされたところは、経糸がよこ糸の上になって交差していることを示し、方眼の自の白いところは、逆に経糸がよこ糸の下になって交差していることを示している。
この経糸とよこ糸の交差している点を組織点といい、方眼紙の1コマずつすべてが組織点を表わす。組織は経糸、よこ糸の何本かでできた最小の組織の繰り返しである。この最小の単位の組織のことをワンリピート、循環ワンリピート、onerepeat)という。組織の種類は無制限といってよいほど多いが、これを分類すると表のようになる。このなかで最も多く使われ、基礎になるのが平織、綾織、朱子織の三原組織である。
関連項目
関連書籍
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』