再織 のプレビュー
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組織
品質
再織(さいおり、chenillcloth)この織物は2度織ることからこの名がある。シェニールクロスともいう。
布面が毛羽でおおわれた外観の織物で、一見したところパイル織物に似ている。経糸に綿糸の20s程度の糸を使い、よこ糸にシェニール糸を打ち込んだ織物。
シェニールというのはフランス語で毛虫という意味で、外観が毛虫に似た糸である。この織物の特徴はこのシェニールにある。シェニール糸の作り方は独特の方法によるもので、経糸の密度を粗くして織物を織ってから、経糸と経糸の聞をたて方向にカットする。
それによって両側に毛羽のある糸状のものができ、これに撚りをかけると毛羽の出た毛虫状のシェニール糸になる。
シェニール糸をつくるために一度織物を織り、このシェニール糸をよこ糸に使って再び織るため再織と呼ばれる。からみたて糸撚りを(からみでない場合もある)かける
関連項目
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』