シャツ のバックアップ(No.4)


一般的には衿とカフスが付いた前明きの中間衣を言う。外衣の下に着る布帛の中衣を指すことが多く、衿や袖、あき等の形状は多彩。
また、布帛だけでなくポロシャツTシャツ肌着等のニット製品も、こう呼ばれる。中世の細い袖を持つトゥニカが原型とされる。
18世紀には華美な装飾が好まれたが、時代と共に簡素になり、糊付けの衿や留め等が台頭したのは19世紀。現在のドレスシャツの形態が定着したのは20世紀になってからである。ちなみに、19世紀末には女性用も用いられ、シャツウエストと呼ばれた。

関連項目

カフス
ポロシャツ
Tシャツ
肌着
ニット

ドレスシャツ

参考文献

  • 著者:モード辞典編集委員会「モード辞典」2004.7.28発行 出版:モード出版局 総1014ページ

出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』