Wrangler・ラングラー通販 のプレビュー

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ブランドヒストリー

Wranglerとはアメリカの老舗カジュアルブランド。C.C.ハドソンが1904年、ノースカロライナ州グリーンズボロにハドソン・オーバーオール社を設立。1929年、「ラングラー」という名前のワークウェアの生産を開始。 「リーバイス」「リー」と並び、三大ジーンズブランドの一つと称されている。

ブランドイメージのシンボルは、『カウボーイ』。古き良きウエスタンスタイルを提案する。歴史的にも、ラングラーはグリーンボロでカウボーイの作業着として進化してきたブランドである。

1936年にサンフォライズド加工のデニムを使用した「スーパー・ビッグベン・オーバーオール」を生産。これは単に縮まないデニムを使用したワークウェアであったというだけでなく、「プロポーションド・フィット」というラングラー独自の革新的なアイデアによって、これまでのワークウェアにおける胸当て部分の均一な大きさに悩む労働者たちを解放することになった。このワークウェアは、それまでのワークウェアにもあった股下部分のサイズ展開だけでなく、股上・胸当て部分のサイズ展開も始め、革新的であった。

1947年、「ラングラー」ジーンズの発売。翌年、ハリウッドのウェスタン・デザイナーであったロデオ・ベン(本名、ベンジャミン・リキテンシュタイン)をジーンズのデザイナーに迎える。ラングラーは世界初のデザイナージーンズと言える。

日本では1971年10月4日に、リーバイスとのライセンス交渉で決裂したヴァンヂャケット、東洋紡、三菱商事らの出資により「ラングラー・ジャパン」を設立し、国内向けのライセンス製品を展開した。創立者は、大川照雄。大川は、ヴァンヂャケットの石津謙介が若い頃に中国天津で働いていた当時、現地で有名な輸入雑貨洋品店であった「大川洋行」の大川正雄の弟にあたる。

「ラングラー・ジャパン」は、ブルーベル社がVFコーポレーションに買収された数年後の1999年には「VFジャパン」と社名を変更して営業を継続していたが2000年に解散、現在日本におけるラングラーブランドの商品権利はエドウイン傘下の「Lee Japan」が保持し、過去の名品の忠実な復刻モデルを中心に、当時のラングラー以上にラングラーらしい独自企画の製品を製造販売している。


出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』