羊毛糸 のプレビュー
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羊毛糸(ようもうし、woolyarn)羊毛の繊維は綿と比べて2-3倍も長く、太さも数倍太いため、糸も太い糸となる。
一般に毛番手で36番手(綿番手・換算21s)以下が太番手、40-66番手が中番手、72番手以上が細番手、90番手以上が極細番手といわれる。
羊毛糸には梳毛糸(worstedyarn)と紡毛糸(woolenyarn)の二種がある。梳毛糸は毛足の長い(約5センチ以上)羊毛を使い、繊維を平行に揃え、短い繊維を取り除いて糸にした表面の滑らかな均墜な糸である。糸の太さも細いため、製品も中肉から薄地のものが多い。
一方紡毛糸は比較的短い繊維や、梳毛糸をつくるときにできる副産羊毛を原料にし、繊維の配列も不規則な太めの糸である。したがって製品は厚地のものが多く、表面に毛羽の多い、ざっくりした感じのものである。梳毛糸はポーラー、ギャバジンなどの中肉、薄地のもの、紡毛糸はツイード、フラノなどの毛羽立った厚地の織物となる。
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』