Yohji Yamamoto・ヨウジヤマモト通販 のバックアップ(No.2)
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- 1 (2013-11-28 (木) 18:21:03)
- 2 (2013-12-19 (木) 23:07:19)
- 3 (2014-09-06 (土) 23:49:04)
- 4 (2016-09-25 (日) 11:54:13)
- 5 (2017-12-27 (水) 20:51:19)
ブランドヒストリー
Yohji Yamamotoとはデザイナー山本耀司が手掛けるファッションブランド。1972年創立。山本耀司は、1943年、東京生れ。慶応義塾大学法学部、文化服装学院卒業。69年「装苑賞」「遠藤賞」を受賞。72年株式会社ワイズ設立。1977年、東京コレクションにデビュー。
81年に発表したパリプレタポルテコレクションで当時タブーとされていた“黒”を前面に押し出したコレクションを発表し、“黒の衝撃”と称され一大旋風を巻き起こす。賛否両論の評価を受けつつも、時代に流されないその反骨精神はモード業界に革命をもたらす。
川久保玲とともに、服の既成概念を廃した独特の表現手法で世界のデザイナーに「衝撃」を与えたといわれている。アヴァンギャルド?かつクラシックなスタイルは、徐々にクリエイティブな若手デザイナーから受け入れられていき、80年代以降、世界を代表するデザイナーへとなっていった。以後マルタン マルジェラ、ドリス ヴァン ノッテン、弟子だったエンニョ・カパサ(コスチューム ナショナル)、ロエンの高原啓らに多大な影響を与えた。
「モードというモノで、モードを否定するという感覚」を信条に、繊細な服作りを展開。無彩色、特に黒を基調とし、哲学性や反骨精神の表面化された独特のシルエットを生成する。「ヨウジヤマモト」の名で世界的な評価も高く、各国デザイナーが「尊敬するデザイナー」として山本耀司を挙げることも少なくない。
1986年、第4回毎日ファッション大賞を受賞、1988年、株式会社ヨウジデザイン研究所を設立。以降、主にパリを拠点にコレクションを展開。
1992-1993A/Wより、A.A.Rの創立と共に、同ブランドとのコラボレートをスタート。2005-2006A/Wを最後に、コラボレートを解消。
1994年、第12回毎日ファッション大賞を受賞。
02年にはアディダスとの共同ブランド「Y-3」のクリエイティブディレクターに就任、ファッションとスポーツという2つの世界を融合し、革新的なスタイルを打ち出す。
2004年4月28日、学術・芸術・スポーツ分野を対象にした褒章である紫綬褒章を受章。2004年12月21日、文化・経済などの分野での重要な業績を評価して贈られるイタリア・トスカーナ州における最高の栄誉である「銀の旗賞」を受章。
2005年6月5日、イタリアのフィレンツェにあるショッピングモール「ザ・モール」に、ヨウジヤマモトとして国内外問わず、初のアウトレットショップを出店。同月末、アメリカでのビジネスを確立するため、ニューヨークにショールームをオープン。2005年、フランス政府から「国家功労勲章(Officier Ordre National du Mérite)」を授与される。
2005-2006A/Wより、アクセサリーラインである「Yデザイン」をスタート。
2006S/Sより、メンズウェアのテーラードラインである「ワイ(Y)」をスタート。イタリアのファクトリーブランドをイメージしたラインで、マッキントッシュ(MACKINTOSH)とコラボレートしたトレンチコートやコルテ(Corthay)とコラボレートしたスペシャルモデルの靴である「ピエール・コルテ・フォー・ヨウジヤマモト(Pierre Corthay for Yohji Yamamoto」等も発表。
2006年9月1日、株式会社ヨウジヤマモトの一部株式を保有する持株会社である株式会社エフ・ワイと販売員所属会社である株式会社ワイズを吸収合併。同時に、リミフゥ(LIMI feu)事業を分社化し、株式会社リミヤマモトを設立。
2006-2007A/Wより、「ワイズ・レッドレーベル(Y's RED LABEL)」をスタート。デザイナーは鈴木道子(Michiko SUZUKI)。
2007年11月より、ミキモト(MIKIMOTO)との共同開発によるジュエリーコレクションを展開。コレクションのタイトルは「ストーミー・ウェザー」であり、「ムーン」、「ドロップス」、「ルクリ」の 3ラインがある。
2008S/Sには、サングラスライン「プロトタイプ」を発表。生産はリンダ・ファーロー。2008-2009A/Wには、エルメスとコラボレートしたショルダーバッグを発表。2008年1月、イタリアのアパレルメーカーであるシンヴ(SINV)社と提携し、新ブランドである「カミングスーン(COMING SOON)」をパリで発表。
08年4月には北京にてY'sのショーを発表。
2009-2010 A/W より、1963年5月22日設立の三崎商事株式会社(MISAKI SHOJI Co., Ltd.)がカミングスーンの独占輸入販売権を取得。
2009-2010A/Wを最後に、ワイズ・レッドレーベルを休止。これに伴い、鈴木道子も退社。同シーズンを最後に、「ワイズ・フォーメン(Y's for men)」のコレクションを休止し、「ヨウジヤマモト・オム(YOHJI YAMAMOTO HOMME)」に集約。
2010 S/S から 2014年まで、サムソナイト(Samsonite)とライセンス契約を締結し、Y-3のバッグや旅行用品等を展開。
2009年10月9日、株式会社ヨウジヤマモトが民事再生法の適用を申請。2007年9月設立の投資会社インテグラル株式会社(Integral Corporation)とスポンサー契約を締結し新会社を設立して店舗の営業を続ける。 山本耀司がチーフデザイナーを務める。
2010年4月に、「YOHJI YAMAMOTO THE MEN 4.1 2010 TOKYO」を東京の国立代々木競技場 第二体育館にて開催。国内では19年振りのメンズコレクションとなる。2011年、Webサイト限定で販売するブランド「s’yte(サイト)」を発表。同年、フランスで芸術文化勲章の最高位であるコマンデュール賞を賞与される。
2011年6月10日、イラストレーターの山口はるみとコラボレートし、ヨウジヤマモト・ファム、ヨウジヤマモト・オム、ワイズのアイテムを発表。
2012年、ヨウジヤマモトがウィメンズの新ライン「REGULATION」発表。2013年にはメンズでも「REGULATION(レギュレーション)」を発表。ブランドコンセプトは「制服」と「美に対する従来の価値観や偏見に屈しない不良の精神を大人になっても持ち続ける男たち『STAY WILD』」。
2013S/Sには、キャリア女性に向けたスーツの新ラインである「ワイズ・エクスクルーシヴ(Y's Exclusive)」をスタート。ブランドターゲットは働く知的な女性。
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』