抗菌防臭加工 のバックアップ(No.2)
- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 抗菌防臭加工 へ行く。
- 1 (2008-12-03 (水) 08:53:36)
- 2 (2008-12-08 (月) 17:45:19)
- 3 (2009-01-19 (月) 21:27:21)
- 4 (2013-06-20 (木) 23:16:28)
- 5 (2014-09-07 (日) 00:27:27)
特殊な性能を与える加工。
微生物による性能の劣化、色素の付着、靴下や下着からの悪臭発生防止、MRSA対策等のために、抗菌力を有する加工薬剤を使用して、抗菌性能を繊維製品に付与する加工である。
繊維自身の劣化や汚染を防止する目的の加工と、着用者自身を細菌汚染から保護する目的の加工があるが、最近では後者の方に焦点が向けられている。
一般的には抗菌性の物質を繊維に練りこんだり、バインダーと共に後加工することが行われているが、最近では地球環境問題への関心の高まりと共に、ヒノキチオールやキチン、キトサンなどの天然物質を加工に多く利用しており、これらには抗菌防臭の効果の他に消臭や防虫、スキンケア性など複数の効果をうたったものも多くある。
繊維評価技術協議会(繊維製品衛生加工協議会より改称)では、抗菌防臭加工に使用される薬剤と効果について基準を定め、1989年より基準に合格したものに「SEK」マークを認可している。
関連項目
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』