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ブランドヒストリー

ディーゼル（Diesel）は1978年にレンツォ・ロッソが昔の上司であるAGジーンズ社のアドリアーノ・ゴールドシュミットとともに創業したイタリアのブランドです。レンツォは1985年にディーゼルの全株式を取得して完全に独立しました。国際市場への進出は1991年からで、1996年にアメリカ合衆国のニューヨーク、レキシントン通りに初の旗艦店をオープンしました。

ディーゼルというブランド名の由来は、エンジンに関するディーゼル（Diesel）という単語のスペルが世界的で共通であることから、世界共通のデザインを目指すレンツォのデザイン・コンセプトに合致したものといわれています。

ディーゼル（Diesel）のデザインは、一般のブランドとは異なり、時代のトレンドを追い求めるものではなく、逆にトレンドをリードする極めて独創的なものです。また、ディーゼル（Diesel）はデザインのみならず、マーケティング手法等も既存の概念を打破し、時にはラディカルであります。

2007年春夏の広告キャンペーンでは、地球温暖化を取り上げ、熱帯雨林に覆われたパリ、わずかなビルだけが海面に出ているニューヨーク等を描いていました。ヨーロッパ最大のエイズ救済イベント「ライフボール」の公開ファッションショーにも2006年に登場しています。
その他、芸術や音楽の分野でも、若者の自由な感性を支持すべく、様々なコンテストの主催、後援を行っています。また、カプコンのゲームソフト「デビルズ・メイ・クライ」ではディーゼル（Diesel）がコラボし、登場人物の衣服にはディーゼルのロゴが入ってました。

そんなところが若者に受けて、比較的新しいブランドにもかかわらず、今や世界中でもっともファッショナブルなブランドと見なされています。

ディーゼル（Diesel）はデニム（ジーンズ）が事業の主力であり定評がありますが、その他にもシャツ、Tシャツ、パンツ、ジャケット、ワンピース、キャップ、サングラス、腕時計、香水、アクセサリー、財布、バッグ、ベルト、靴（シューズ、スニーカー、ブーツ）、エクストリーム・スポーツウェア等も取り扱っています（ライセンス販売も多いですが）。また最近ディーゼルは水着も販売を開始し始めました。

もちろんディーゼルにはメンズもレディースもあり、またディーゼル・キッズもあります。セカンドラインの55DSLも人気です。

今や全世界80カ国以上で、直営店約200、パートナーをあわせると300店近いディーゼルの取扱店（ショップ、アウトレット）があります。日本では東京、大阪に旗艦ショップがあります。

また、ディーゼル製品の日本への輸入・販売現地法人としてディーゼル・ジャパン株式会社が設立されています。

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ブランドコンセプト

「FOR SUCCESSFUL LIVING」というブランドコンセプト通り、ディーゼルのコレクションには人生を心から楽もうというメッセージがつまっています。独自のユニークなアイディアで革新的なライフスタイルを提案するディーゼルは、ファッションに限らずワインや車、ホームコレクションなど日常生活の中でディーゼルの世界観を感じられるアイテムを幅広く展開。音楽やアートなどカルチャーの分野にも積極的に取り組んでいます。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki（アパレルファッション・ウィキ）』

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