亜麻 のバックアップ(No.1)
亜麻(あま)は比較的寒い地方で栽培される一年草の植物で、繊糸の状態をフラックス、糸や布地にするとリネンとよぶが、厳格な用語の区別はなく、現在では繊維も含めて一般的にリネンといわれる。
原産地はコーカサスから中近東付近といわれるが、主要産地は、北欧、特に旧ソ連、バルト海地方の東欧圏、ベルギー、フランスなど。繊維は細く、短い。強度があり、色は黄味がかった淡い茶色。風合いはソフトでしなやか、吸水性、放湿性、発散性、清涼感にすぐれている。ブラウス、スーツ、ジャケットなどの衣料用、寝装用、資材用として使われている。
関連項目
出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』