朱子織 のバックアップソース(No.3)

朱子織は組織点が隣接しないで1本のフロートした糸が、最低4本の糸の上を通っている。その為他の組織と比べ長いフロートになる。~
経糸がフロートしている組織を経朱子と言い、緯糸がフロートしている組織を緯朱子と言う。経糸もしくは緯糸どちらか一方が表と裏を構成している。~
朱子織には多くの種類があり、ハーネスの数によって本数が決まり、最も少ない5枚朱子から8枚、12枚と織機の限度のハーネスまで構成出来る。フロートが長い為、外光をよく反射し光沢が生まれる。~
朱子織は多くのものがフィラメント・ヤーンを用いている。これは光沢の良い糸を使用し、より一層光沢がある表面変化を狙う為である。~
<特徴>~
・表面がなめらかで最も光沢が出る組織~
<欠点>~
・耐久性に乏しい~
・摩擦に非常に弱い~
・密度を高くする事により耐久性を上げられるが、他の組織より地厚になり通気性が無くなる。~
<代表的な素材>~
・ドスキン~
・ベネシャン~
・サテン~
*関連項目 [#k494b27e]
[[基本三原組織]]~
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』
#description(朱子織は組織点が隣接しないで1本のフロートした糸が、最低4本の糸の上を通っている。その為他の組織と比べ長いフロートになる。経糸がフロートしている組織を経朱子と言い、緯糸がフロートしている組織を緯朱子と言う。経糸もしくは緯糸どちらか一方が表と裏を構成している。)