QC

QCとはquality controlの略。品質管理の事。
①出荷する商品や納入された商品が仕様や品質規格などにマッチしているかどうかをチェック(照合・確認)すること。アパレルの場合は、主素材や副資材の色・強度・伸縮・毛羽立ち・キズ等に関する検査と、製品化後の検品に大別され、検品は社内規格と仕様書、生産指示書等に基づいて行われる。PL法の施工に伴って、残針、難燃、皮膚障害などについての検査・検品が重要になっている。
QCと略称される場合は、商品の品質の安定や向上を図ると共に、要求される品質を経済的に効率良く実現する為の社内体制、あるいは運動(社外を含むことも多い)の意が強い。例えば品質検査部門、製造部門だけでなく、商品企画から販売まで全部門の職場に、QCサークルと呼ばれる自主的小集団を作って、品質向上のほか生産性向上、コストダウン、組織の活性化等を実現していくのがQCである。これが全社的な体制や運動として進められるものをTQC(トータルクオリティコントロール)と言う。

あなたにおすすめ関連記事


出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)

ファッションビジネスページへ戻る
TOP PAGEへ戻る