People Tree・ピープルツリー通販

ブランドヒストリー

People Treeとは英国人のサフィア・ミニーが日本で設立したフェアトレードファッションブランドである。2010年現在、インド、バングラデシュ、ネパール、ペルー、ケニアなど、15ヶ国の生産者50団体と提携している。

1991年 独立直後のナミビアを支援するために「ナミビア展」を企画し都内で開催。これをきっかけに環境保護と国際協力のNGO「グローバル・ヴィレッジ」を創立し、リサイクル情報の冊子や、環境問題・南北問題についてのニュースレターを発行。1993年 バングラデシュを訪問し、フェアトレード商品を共同開発。カタログ販売開始。1995年 フェアトレード事業を法人化し「フェアトレードカンパニー株式会社」設立。2001年 イギリス・ロンドンに「People Tree Ltd」を設立、通販事業を開始。

2004年9月、スイスの「シュワブ財団」により「世界で最も傑出した社会起業家」のひとりに選ばれる。その他その実績が讃えられ、多数の賞を受賞。日本では、2007年7月に雑誌「ニューズウィーク日本版」により「世界を変える社会起業家100人」のひとりに選ばれた。2008年5月、自叙伝「おしゃれなエコが世界を救う ~女社長のフェアトレード奮闘記~」(日経BP社)を出版。また、2009年5月にはフェアトレードファッションのヴィジュアルブック「By Hand 世界を変えるフェアトレード・ファッション」(幻冬舎ルネッサンス)を出版。2009年6月、フェアトレードとファッション業界への貢献が認められ、イギリス政府より大英帝国勲章第5位(MBE)を授与された。

ピープルツリーでは、1997年4月にオーガニックコットン、草木染めなど環境にやさしい商品を実現し、「5つの環境ポリシー」を確立。1998年4月、直営店「ザ・フェアトレード・カンパニー」を東京・自由が丘にオープンした。このショップは現在、「ピープル・ツリー 自由が丘店」として営業している。1999年5月、日本全国100店舗のフェアトレード・ショップと連携し「国際フェアトレード・デー」(現「世界フェアトレード・デー」のキャンペーンを実施。2000年2月、ブランド名を「ピープル・ツリー」に決定し、直営店と通販カタログ「アースカタログ&マガジン」の名称も「ピープル・ツリー」に変更した。

ブランドコンセプト

フェアトレードは、人と地球にやさしい貿易のしくみです。アジアやアフリカ、中南米などの女性や小規模農家をはじめとする、社会的・経済的に立場の弱い人びとに仕事の機会をつくりだし、公正な対価を支払うことで彼らが自らの力で暮らしを向上させ、自立できるよう支援します。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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