打掛

打掛とは桃山時代以降、武家の女性が着用していた礼服を言う。帯をしめた小袖の上に重ね、打ち掛けて着ていたところからこう呼ばれるようになった。丈は着物よりも約30cmほど長く、歩くときは前をかいどって(つまみ上げて)着用したことから「かいどめ」とも呼ばれた。現在は花嫁衣装としてのみ用いられ、白綸子縮緬、琥珀等の生地に縫い箔や刺繍を前面に施したものが多く見られる。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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