天然染料

天然染料とは動植物からとる染料合成染料の対語。草木染めなどのことばで知られるように、植物からとるものが多いが、藍(あい)、茜(あかね)、紅花(べにばな)などはよく知られている。
しかし1856年に合成染料が発明されて以来、合成染料の方が堅牢度がよいこと、色の種類が豊富なこと、色が鮮明なこと、染着する速さが極めて早く経済的なこと、などのために天然染料は工業的には使われなくなった。現在では染色作家といわれる人々の工芸的染色のみに使われている。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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