レノクロス

組織 搦み織

品質 綿

レノクロスとは搦み織のことで、緯糸経糸2本でからませて(ねじって、またはしばって)目を粗く織ったもので、特徴は目が粗くても目ずれ(目より)しないことである。
搦み織は洋装織物もわが国に古くからある和装織物にもある。和装用ではという。緯糸1本ずつをからめながら織ったものを緯糸を3本(または5本、7本)平織にしてから搦み織を入れ、また3本(5本、7本)平織と、くり返すのがである。
3本ごとのものを3本、5本のものを5本、7本を7本という。はよこ方向によこ段(絽目という)が現われる。素材は綿フィラメントが使われるが羊毛のレノクロスはあまりない。用途は夏用のワンピースブラウス、カーテン、和装では着尺地、羽織、長じゅばんなどである。

レノクロス.jpg

関連項目

織布
織物
搦み織
綿
緯糸
経糸
目ずれ


緯糸
平織
フィラメント
ワンピース
ブラウス
着尺地

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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