チェーンストア

チェーンストアとは、大資本を元手にブランド、経営方針、サービスの内容、外観などに統一性が持たせ、多数の店舗の運営や管理を行う経営形態のこと。経営学的には単一資本が自ら設置した直営店11店舗以上を直営している小売・飲食業のことを指し、小規模の出資者を募って店舗を設置する経営形態であるフランチャイズ (FC) とは区別される。

場合によっては小売業や、飲食店(レストラン、居酒屋など)やホテルなどのサービス業も含め、統一性を持った複数店舗の集合体のことをチェーンストア(一般にいう「チェーン」「チェーン店」、直訳して「連鎖店」)と呼ぶことがあり、社会通念上ではフランチャイズも含めて使われている。同一形態の直営店とフランチャイズ店両方を擁するチェーンも数多く存在するためである。

なおチェーンストアの典型であるゼネラルマーチャンダイズストアGMS:総合スーパー)に関しては、百貨店との差異は近年無くなりつつあるように思われているが、百貨店は基本的には高級品を対面販売することを重視する一方で、チェーンストアの大多数は客のセルフサービスによる一般品の大量販売を重視している。

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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』

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