W/R比率
W/R比率とはWは卸企業(ホールセラー)、Rは小売企業(リテーラー)のことで、卸段階の販売総額を小売段階の販売総額で割った比率を言う。この比率が高いことは、卸段階に元卸、二次卸商などが多重構造になっていたり、仲間卸やキャッチボールが頻繁に行われたりしていることを示すもので、このため「迂回率」とも言われる。日本の繊維・アパレル業界は、欧米に比べてW/R比率が高く、流通構造の複雑さを示している。
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出典: ファッション用語辞典『apparel-fashion wiki(アパレルファッション・ウィキ)』